
こんにちわ「現金化の達人」管理人の黒田です。
クレジットカード現金化はショッピング枠の換金ができる便利な手段ですが、カード会社の規約に違反する行為です。
もし現金化がカード会社にバレると、カードの利用停止という罰則を受けるリスクがあります。
そんな問題に対処するために、この記事では、
- クレジットカード現金化を専門とする業者を利用する
- ショッピング枠で買ったものを転売する
という2つの方法について解説しています。
また、現金化の違法性やリスク、注意点についてもお伝えします。
目次
ショッピング枠を現金に変える2つの方法・仕組み
カード会社にバレずに現金化をする方法には、次の2つがあります。
- クレジットカード現金化の専門業者を利用する
- ブランド品などを自分で買って転売
それぞれの方法について詳しく解説します。
クレジットカード現金化の専門業者を利用
現金化の専門業者からクレジットカードで買い物をして、買った金額の75~90%ほどの金額をキャッシュバックとして受け取る方法です。
買い物をしたという事実を作る
業者から買い物をするのは、実際にモノを売買することで、クレジットカードで買い物をしたという事実を作るためのものです。
よって買い物をする商品は、形だけの価値のないものになります。
買い物をしたという事実は、現金化をしたのではないという事実にもなり得ます。
そのため、カード会社も現金化をしたという判断をするのが難しくなるのです。
⇒ 専門業者でクレジットカード現金化をする流れの解説動画はこちら
現金化の優良業者を選ぶこと(還元率や口コミ評判チェック)
クレジットカード現金化の業者の中には優良業者と悪徳業者があるので、利用の際は業者選びが大事になります。
一般的な還元率は75%ほどになるので、これを基準に還元率の高さを判断できます。
業者選びの際はネット上の掲示板や2chの口コミ評判を確認したり、かんたんな見分け方を身につけましょう。
もし、現金化の悪徳業者にひっかかってしまった場合は、
- 換金率が宣伝されていた数字より低い
- 現金が振り込まれない
- 勝手に審査料・手数料を上乗せされる
- 個人情報を悪用される
などといった被害にあう恐れがあります。
一方で、優良業者であれば、換金率や入金スピード・対応の良さといった点で、あなたが納得するサービスを受けることも可能です。
⇒ 【クレジットカード現金化】還元率の高い安全な優良業者を紹介
ブランド品・ゲーム機(換金率の高いモノ)を自分で買って転売
現金化の業者を使わない方法として、鞄や時計などのブランド品やゲーム機をクレジットカードで買って、自分で転売をする方法があります。
現金化に適した「売れるモノ(換金率の高いモノ)」
モノによってお金になりやすいモノとそうでないものがありますが、特に
- ブランド品(時計、鞄、財布、洋服)
- ゲーム機、ゲームソフト
の2つはお金になりやすいものの代表格です。
買い取ってくれるお店も多く存在し、換金率も比較的高めなため、現金化には適した商品です。
ブランド品で具体的にいうと、ルイ・ヴィトンやエルメス、シャネル、ロレックスといったハイブランドが売れるものとして有名です。
ただそのお店の品揃えや、新作または流行しているといった要因で、買い取り価格が50~90%と、価格の変動が激しいこともあります。
ネットオークションで売る
クレジットカードの現金化では、商品を買取業者に買い取ってもらう以外に、ネットオークションで売る方法があります。
ネットオークションだと買取業者に比べ、いい買い手が見つかるまでに時間がかかる可能性が高いですが、買取業者に支払う手数料をカットできるというメリットがあります。
ネットオークションでできるだけ早く売りたいなら、ヤフオクやメルカリが利用者も多いため、買い手も見つかりやすいでしょう。
商品券・ギフト券類の転売はカード会社にバレるリスクあり
バレるとカードが利用停止になる
クレジットカードの現金化は、カード会社の利用規約によって禁止された行為で、もし規約違反がバレたらクレジットカードが利用停止になるリスクがあります。
商品券・ギフト券類の転売はカード会社にバレやすいので、避けたほうが良いでしょう。
商品券・ギフト券類は現金化するときの換金率が高いため、現金化に利用されやすい傾向があります。
商品券・ギフト券類にはどんなものがある?
商品券・ギフト券類の種類で代表的なものには、次のものがあります。
- 新幹線チケット、回数券
- スーパーやデパートの商品券
- アマゾンや楽天など通販系ギフト券
- コンサートやイベントのチケット
- 図書カード
上記のモノがクレジットカードの現金化に利用されやすい商品券・ギフト券です。
その他の商品券にはおこめ券やビール券、「こんなものまで?」と思うモノなど無数にあります。
カード会社の監視が厳しい
商品券・ギフト券類をクレジットカードで購入することは、現金化を防止する目的から、カード会社が厳しく監視しています。
特に新幹線の回数券は換金率が98%ほどとダントツで高くなっています。
換金性の高いものの大量購入は確実にカード会社に疑われ、カードの利用停止となるでしょう。
現金化を防止する事前の対策として、クレジットカードでの購入ができない商品券やお店も多いです。
商品券・ギフト券類をクレジットカードで購入できるのは、一部の金券ショップのみでしょう。
クレジットカード(ショッピング枠・クレジット枠)現金化の違法性4つ
クレジットカードの現金化は違法ではありませんが、違法性があるとされ、グレーゾーン行為にあたります。
現金化の違法性について、次の4つのポイントにまとめました。
- 許可なく貸金業をやっている?
- 現金化は古物商にあたる?
- 利用者が詐欺にあう恐れがある
- カード会社を騙してる?
それぞれのポイントについて解説します。
1.許可なく貸金業をやっている?
クレジットカード現金化の業者は貸金業者ではないのに、貸金業に近いことをしているところに違法性が問われています。
貸金業を行うには国や都道府県からの許可が必要
本来、貸金業を営む業者は、国や都道府県から貸金業者としての許可をもらう必要があります。
現金化は、利用者がクレジットカードで買い物をして、業者からキャッシュバックを受けるという形で行われていますが、それは実質貸金業と同じことをしているという見解もあるのです。
つまり業者は、貸金業者としての許可を受けずに貸金業と同じことをしているとも捉えられるのです。
もしその行為が貸金業にあたると認定されるなら、法外な利息をとっていることになります。
現金化業者が逮捕された事例がある
2011年8月にはじめてクレジットカード現金化業者が逮捕された事例があります。
クレジットカード現金化業者が実質的に貸金業をしていると認定され、許可なく貸金業を営んでいることが貸金業法違反となりました。
また、貸金業としての利息を計算すると出資法で定められた上限金利を大幅に超えているため、出資法にも違反することになります。
現金化業者の利用者が逮捕された事例はありませんが、全く違法性がないわけではありません。
参照:クレジットカードのショッピング枠現金化にご注意 | 松谷司法書士事務所
2.現金化は古物商にあたる?
現金化の業者には、古物商としての許可をとって営業しているところもあります。
古物商とは、中古品やすでに一度他人の手に渡ったものを売買することで利益を出す商法です。
参照:古物の定義と古物商許可が必要な行為【行政書士法人シグマ】
現金化で行われる取引は古物商の範疇にあたるという主張もあり、現金化は貸金業なのか古物商なのかの判断が難しいところに違法性があるのです。
3.利用者が詐欺にあう恐れがある
現金化業者の中には違法行為をする悪徳業者も存在します。
悪徳業者を利用した場合、利用者が事前に聞いていた振込金額よりも少ない金額しか振り込まれないという詐欺の被害も、口コミで確認されています。
悪徳業者は事前に説明もせずに、手数料がかかったなどと言い張ったりして、相場よりもずっと低い金額を振り込むのです。
こちらの記事に、悪徳業者の特徴や見分け方についてまとめました。
4.カード会社を騙してる?
クレジットカードのショッピング枠は買い物専用に使うものです。
したがってクレジットカードの現金化はショッピング枠でお金を作る行為なので、カード会社の意図とは違う使い方となります。
このショッピング枠で現金を作る行為により、利用者がカード会社に対して詐欺を行っているという見方をすることもできます。
このことに関しては判断が難しいため、一つの見解として留まっている程度です。
現金化は違法ではありませんが、カード会社の規約違反となります。
クレジットカード(ショッピング枠・クレジット枠)現金化は違法ではない
行為の線引きが難しい
クレジットカードの現金化が違法にならないのは、その行為が現金化にあたるのかどうかの線引きが困難なためです。
具体例で分かりやすく解説します。
例えばあなたが「ゲーム機を買って、売る」という行為をしたとします。
ゲーム機を買ってから売るまでの期間がどれくらいあるかによって、現金化にあたるかどうかの判断が異なるはずです。
ゲーム機を買ったその日に売るのであれば、多くの人は現金化が目的であったと判断するでしょう。
しかし一年後に売るのであれば、ほとんどの人はゲーム機がもう不要になって売ったのだと判断します。
ゲーム機で遊ぶことを目的で買った人が、もう使わないという理由で売ろうとした時、いつ売るかは個人の自由です。
法律で定めるのが難しい
クレジットカード現金化とはどのような行為であるかを法律で定めるとなると、商品を買ってから売るまでの期間が、何日未満だと現金化になり、何日以上だと現金化にならないと決めることはできません。
人によって目的が違えど、「商品を買って、売る」という1つの行為が、現金化にあたると特定できないため、違法にはならないのです。
ショッピング枠の現金化はこんな人におすすめ
ショッピング枠の現金化は、次のような人におすすめです。
- 銀行や貸金業者から借入できない(審査に通らない)人
- ローン審査に通るか不安な人
- 緊急で小口のお金を作りたい人
- クレジットカードのキャッシング枠を上限まで使っている人
ショッピング枠でキャッシングと同じ効果が得られるのが、クレジットカード現金化です。
金融ブラックの方でも信用情報のチェックなし(審査なし)でお金を用意できるので、1つの選択肢として考えておくと良いでしょう。
まとめ
クレジットカードの現金化は違法ではありませんが、カード会社の規約に違反する行為です。
もしカード会社に現金化がバレるとカードの利用停止や、現在利用している金額の一括返済を求められます。
そこで、カード会社にバレずに現金化を行なうには、現金化を専門とする業者を利用することをおすすめします。
自分で買った商品を転売するという方法もありますが、商品券やギフト券類の転売はカード会社の監視が厳しいのでおすすめしません。
その他、現金化の業者には悪徳業者も存在しますので、利用の際は十分にご注意ください。